HPのノートパソコンの評判は?「壊れやすい」という噂の真相とおすすめモデルを徹底解説

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HP(ヒュレットパッカード) ノートパソコンの評判は? 「壊れやすい」という噂の真相とおすすめモデルを徹底解説

「新しいノートパソコンが欲しいけど、あまり高いものは買えない…」

「HP(ヒューレット・パッカード)のパソコンはコスパが良いらしいけど、『壊れやすい』『評判が悪い』という噂もあって不安」

そう悩んで、購入ボタンを押せずにいませんか?

結論から言うと、HPのパソコンは決して「安かろう悪かろう」ではありません。

実は、世界シェアNo.2、国内シェアでもトップクラスの実績を持つ、非常に信頼性の高いメーカーです。

では、なぜネット上には「悪い評判」が存在するのでしょうか?

それは、「海外メーカー特有のクセ」や「選び方のミス」が原因であることがほとんどです。

この記事では、20年以上に渡り、様々なPCを使ってきた筆者が、HPの評判の真相を徹底解説します。

  • なぜHPはあんなに安いのか?(裏事情)
  • 買ってはいけないモデルと、おすすめのモデル
  • 購入後に後悔しないための「3つの注意点」

これさえ読めば、不安を解消し、あなたにぴったりの1台が必ず見つかります。

目次

HPノートパソコン シリーズ別・比較一覧表

HPのパソコンは種類が多くて分かりにくいですが、大きく分けて以下の6シリーズしかありません。

まずは「自分はどのシリーズに当てはまるか」をチェックしましょう。

シリーズ名価格帯(目安)ターゲット・おすすめな人特徴・質感
HP
(エントリー)
5~8万円とにかく安く済ませたい人
・Web閲覧、動画視聴のみ
・子供の初めてのPC
【樹脂製(プラスチック)】
シンプルで最低限の機能。
高級感はないが実用性は十分。
Pavilion
(スタンダード)
8~13万円迷ったらコレ!学生・家庭用
・Officeソフト、レポート作成
・Zoom授業、軽めの編集
【天面アルミ・底面樹脂】
カラーがおしゃれ。
コスパと見た目のバランスが最強。
ENVY
(プレミアム)
11~17万円社会人・クリエイター
・ビジネス、持ち運び重視
・画像/動画編集をする人
【フルアルミボディ】
薄型軽量で高級感がある。
耐久性が高く、動作もサクサク。
Spectre
(ハイエンド)
18万円~予算度外視で最高級が欲しい人
・会社役員、プロクリエイター
・所有欲を満たしたい人
【宝石のようなカット加工】
最高級アルミ素材。
画面が360度回転する2in1が主流。
Victus
(ゲーミング)
11~16万円ゲーム初心者の入門機
・マイクラ、Apexなどをしたい
・動画編集も快適にしたい
【白基調のシンプルデザイン】
ゲーミングPC特有の「派手さ」を
抑えており、普段使いもしやすい。
OMEN
(ハイエンドゲーミング)
20万円~ガチゲーマー・配信者
・最新ゲームを最高画質で
・eスポーツを目指す人
【重厚な冷却システム】
黒基調でライティング機能あり。
性能はデスクトップ並み。

※価格はセール時期や構成により変動します。

⚠️ ここに注意!

  • 「HP」シリーズと「Pavilion」の大きな違いは、「質感(見た目)」と「指紋認証/顔認証の有無」です。毎日使うなら、少し予算を足してでも手触りが良く便利な「Pavilion」以上を選ぶのが満足度を高めるコツです。
  • 大学生の方へ: 大学4年間使うなら、耐久性と軽さに優れ「Pavilion Aero 13」または「ENVY x360」が鉄板の選択肢です。

ここが残念!HPパソコンを選ぶ際の「3つの注意点」

HPはコスパ最強ですが、完璧ではありません。

購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、デメリットも正直にお伝えします。

① 一部モデルの「キーボード配列」にクセがある

HPのパソコン(特に13インチのモバイルノート)で最も議論になるのが、キーボードの右端の配置です。

通常のパソコンは一番右が「Enterキー」ですが、HPの一部モデルはEnterキーのさらに右側に「Home」や「Page Up」などのキーが配置されていることがあります。

HP 14-emより

よくある失敗: Enterを押そうとして、誤って隣のPage Upキーを押してしまい、画面がスクロールしてしまう。

慣れれば問題ありませんが、ブラインドタッチに自信がある人ほど最初はストレスを感じるかもしれません。

「Pavilion Aero 13」などの人気機種でもこの配列の場合があるため、購入前に必ずキー配列の画像をチェックしましょう。

② 納期が遅い場合がある(直販モデル)

HPは注文を受けてから生産・配送する「BTO(Build To Order)」や直販スタイルがメインです。

即納モデル以外は、注文から到着まで2週間〜1ヶ月以上かかるケースも珍しくありません。

「来週から仕事で使いたい!」という急ぎの場面では間に合わない可能性があるため、公式サイトの「納期の目安」は必ず確認が必要です。

HPノートパソコン納期の目安
購入ボタンの下に納期の目安がある

③ サポートが「ドライ」だと感じることも

国内メーカー(NECや富士通など)の手厚いサポートに慣れていると、HPのサポートは少し淡白に感じるかもしれません。

電話窓口が繋がりにくい時間帯があったり、担当者が外国人スタッフ(日本語対応)であることもあります。

ただ、最近では「LINEサポート」が充実しており、チャットで気軽に質問できるよう改善されています。

「電話で手取り足取り教えてほしい」という方以外であれば、そこまで心配する必要はありません。

迷ったらコレを選べば間違いなし!厳選3モデル

HPのラインナップは膨大ですが、評判が良く、一般ユーザーが選んで失敗しないモデルは実は限られています。

ここでは、「持ち運び重視」「安さ重視」「品質重視」の3つの観点から、鉄板のモデルを厳選しました。

① 【コスパ最強・持ち運び】HP OmniBook 7 Aero 13-bg

「軽い・高性能・安い」の三拍子が揃った、日本HPで最も売れている大人気モデルです。

  • 相場: 10万円〜14万円台
  • こんな人におすすめ: 大学生、カフェで作業したい人、荷物を軽くしたい人

💡ここが凄い!評判のポイント

最大の特徴は、重さが約957gと圧倒的に軽いこと。1kgを切る軽量ノートは他社だと15万円〜20万円することが多いですが、このモデルは10万円前後で購入可能です。

ボディには軽量かつ強度の高い「マグネシウム合金」を使用しており、プラスチックのような安っぽさは全くありません。

② 【激安・据え置き用】HP OmniBook 5 16-af

「家から持ち出さないから、画面が大きくて安いパソコンが欲しい」という方に最適な、15.6インチのスタンダードモデルです。

  • 相場: 9万円〜13万円台
  • こんな人におすすめ: 自宅での事務作業、YouTube鑑賞、実家の親へのプレゼント

💡ここが凄い!評判のポイント

5万円台から購入できる驚異的な安さが魅力。かといって動作が遅いわけではなく、ネットサーフィンやOfficeソフト(Word/Excel)の使用ならサクサク動きます。画面が大きく見やすいので、長時間作業しても目が疲れにくいのもメリットです。

③ 【高級感・クリエイティブ】HP ENVY x360 シリーズ

「カフェで開いても恥ずかしくないおしゃれなパソコンがいい」「スマホのように画面をタッチして操作したい」という要望を叶えるプレミアムモデルです。

  • 相場: 11万円〜15万円台
  • こんな人におすすめ: 営業職、イラストを描きたい人、動画編集を始めたい人

💡ここが凄い!評判のポイント

アルミ削り出しのボディは高級感抜群で、所有欲を満たしてくれます。画面が360度回転してタブレットのようにも使えるため、専用ペンでお絵描きをしたり、画面を立てて動画を見たりと使い方は自由自在。

なぜHPはあんなに安いの?「安かろう悪かろう」ではない3つの理由

HPのパソコンを見て、「他社(特に国内メーカー)より数万円も安いけど大丈夫?」と不安になる人は多いです。

しかし、この安さには明確な「ビジネス上の理由」があります。決して手抜き工事をしているから安いわけではありません。

① 圧倒的な「世界シェア」による部品の大量調達

これが最大の理由です。HPはパソコンの世界市場シェアで常にトップクラス(世界2位 ※2025年時点)を維持しています。

  • 他社: 年間100万台作るための部品を買う
  • HP: 年間5,000万台以上作るための部品を買う

圧倒的な数を生産するため、CPU(IntelやAMD)やメモリ、液晶パネルなどの部品をメーカーから「桁違いの安さ」で大量仕入れすることができます。

「スーパーで1個買うより、業務スーパーで箱買いした方が1個あたりが安い」のと同じ原理が働いているのです。

② 中間マージンをカットする「直販スタイル」

国内メーカーのパソコンは、家電量販店などの「販売店」を通して売られることが多いですが、そこには当然、販売店への利益(マージン)や人件費が上乗せされます。

一方、HPは公式サイト(HP Directplus)での「メーカー直販」に力を入れています。

工場からユーザーへ直接届けることで、中間業者にかかるコストを徹底的にカットし、その分を価格に還元しているのです。

③ 徹底した「共通化」によるコスト削減

HPのパソコンをよく見ると、違うシリーズでも「充電アダプターの形が同じ」「筐体(ボディ)の基本設計が同じ」ということがよくあります。

「目に見えない無駄」を極限まで削ぎ落としているため、性能や耐久性に関わる部分にお金をかけつつ、低価格を実現できています。

まとめ:HPは「コスパ」と「デザイン」を求める人には最高の選択肢

改めて、HPのノートパソコンについての結論をまとめます。

  • 「壊れやすい」は過去のイメージ。 現在は世界シェアトップクラスの信頼性がある。
  • 安さの理由は「手抜き」ではなく、 圧倒的な「大量生産」と「直販」によるコスト削減。
  • キーボード配列や納期など、 「クセ」を理解して買えば後悔することはない。

もしあなたが、「1円でも安く、そこそこの性能を手に入れたい」あるいは「カフェで作業できるおしゃれなパソコンが欲しい」と考えているなら、HPは充分「買い」のメーカーです。

迷ったらこの2択でOK!

  • コスパ重視・学生・家庭用なら 👉「Pavilion(パビリオン)シリーズ」
  • 高級感・持ち運び・ビジネスなら 👉「ENVY(エンヴィ)シリーズ」

⚠️ 最後に一つだけアドバイス

HPの公式サイトでは、頻繁に「週末セール」や「タイムセール」を行っており、定価より数万円安く買えることがよくあります。

欲しいモデルが決まったら、まずは公式サイトで「今の価格」をチェックしてみてください。

あなたにぴったりの1台が見つかり、快適なパソコンライフが送れることを応援しています!

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