iPhoneのストレージがいっぱい!機種変更で容量拡大するべき?

当ページのリンクには広告が含まれています。
iPhoneのストレージがいっぱい!機種変更で容量拡大するべき?

iPhoneのストレージがいっぱいで容量不足に困っている方、機種変更を検討している方に

この記事では、iPhone ストレージいっぱいの問題を機種変更で解決する方法と、スムーズなデータ移行の手順を詳しく解説します。

目次

iPhoneのストレージいっぱいになる原因と確認

iPhoneのストレージが不足する主な原因は、写真・動画の蓄積、アプリの増加、システムデータの肥大化です。

ストレージいっぱいの主な原因

  • 写真・動画の蓄積:高画質化により容量が膨張
  • 使わないアプリの増加:インストールしっぱなしが意外と多い
  • システムデータやキャッシュの肥大化:知らずに領域を占拠

特に写真や動画は高画質化により、1枚あたりの容量が大きくなっており、気づかないうちにストレージを圧迫していることがあります。

ストレージ使用量の確認方法

スクロールできます
項目確認方法削除可能な容量
写真・動画設定 > 一般 > iPhoneストレージ > 写真 平均5-10GB
アプリ設定 > 一般 > iPhoneストレージ > アプリ使用状況による
メッセージ 設定 > 一般 > iPhoneストレージ > メッセージ平均1-3GB
メール 設定 > 一般 > iPhoneストレージ > メール平均500MB-2GB
システムデータ設定 > 一般 > iPhoneストレージ > システムデータ 更新で削除可能

iPhone ストレージの「システムデータ」とは?

「システムデータ(旧「その他」)」は、iOSの動作に必要な一時ファイルやログ、Siriの音声データ、Safariのキャッシュ、アップデートファイルなどが含まれる領域です。

ユーザーが明示的に操作していなくても増減し、時には数GB〜10GB以上を占めることがあります。

iPhoneストレージの使用済みデータ量が合わない問題

明らかにストレージ使用量の表示が正確でない場合は、iPhoneの再起動や設定の更新により解決できることがあります。

また、問題のあるアプリを再インストールすることで、正確な使用量が表示されるようになります。

ストレージ使用量の表示が正確でない場合:

  • 設定の再起動
  • ストレージ情報の更新
  • アプリの再インストール

iPhoneのストレージがいっぱいの時に減らす方法

iPhoneのストレージが不足している場合、まずは以下の方法試して容量を確保しましょう。

  • 不要なアプリの削除
  • 写真・動画の整理でストレージを節約する
  • iPhone ストレージ システムデータを減らす

不要なアプリの削除

iPhoneには、気づかないうちに使わなくなったアプリが多数インストールされていることがあります。

こうしたアプリは、以下のような形でストレージを圧迫します。

  • アプリ本体の容量(数十MB〜数GB)
  • アプリ内に保存されたデータ
  • アップデートに伴う一時ファイルやキャッシュ

特にゲームアプリや動画配信アプリは、数GB単位で容量を使用しているケースも珍しくありません。

アプリを長期間使っていない場合は、削除することで即座にストレージが空きます。

手順:

設定 > 一般 > iPhoneストレージ へ進むと、アプリごとの使用容量が一覧で表示されます。

使用頻度や容量を確認し、不要なものは「Appを削除」で整理しましょう。

写真・動画の整理でストレージを節約する

iPhoneのストレージを圧迫する主な原因のひとつが、写真や動画のデータです。

とくに高画質な画像や長時間の動画は容量が大きく、気づかないうちにストレージを占有してしまいます。

以下の方法で写真・動画を整理して、ストレージを有効活用しましょう。

  • 重複写真の削除
  • 低画質の写真を削除
  • 動画の圧縮
重複写真の削除

同じような写真を何枚も連写してしまっていませんか?

iOSの「写真」アプリには「重複項目」フォルダがあり、同じ内容の画像を自動的に検出してくれます。

そこから簡単に重複写真を削除することで、無駄な容量を減らせます。

低画質の写真を削除

ブレていたり、ピントが合っていない写真、暗くて見えづらい写真など、残しておく必要のない低画質の写真も削除対象です。

手動で見直すのは大変ですが、写真整理アプリを活用することで効率よく判断・削除できます。

動画の圧縮

動画ファイルはとくに容量が大きく、数本でギガ単位のストレージを消費してしまうことも。

不要な動画は削除し、残すものについては専用アプリを使ってファイルサイズを圧縮するのがおすすめです。

たとえば「Video Compressor」などのアプリを使えば、画質を保ちつつ容量を大幅に抑えられます。

iPhoneストレージのシステムデータを減らす

意外と見落としがちなのが「システムデータ」によるストレージ使用です。

これにはアプリのキャッシュやメールの添付ファイル、ダウンロード済みデータなどが含まれ、使っていないのに容量だけが増えていく原因になります。

以下の対策で整理してみましょう。

  • ブラウザのキャッシュをクリア
  • メールの添付ファイルを削除
  • iOSを最新に更新する
  • 不要な設定・プロファイルを削除する

ブラウザのキャッシュをクリア

Safariなどのブラウザは、アクセスしたページの画像やデータを一時的に保存し、再表示を早くする仕組みがあります。

しかし、これが蓄積すると数百MB単位のストレージを使ってしまいます。

手順:

設定アプリから「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」で簡単にクリアできます。

メールの添付ファイルを削除

メールアプリで受信した添付ファイルもストレージを消費します。

特にPDFや画像、動画ファイルなどは容量が大きいため、必要なもの以外は削除しておくと安心です。

手順:

Gmailなどのアプリでは、アカウントを一度ログアウト→再ログインすることで一括クリアする方法もあります。

iOSを最新に更新する


iOSのアップデートには、不要なシステムファイルやキャッシュの整理も含まれていることが多く、ストレージの最適化にもつながります。

※一部のバグによって「システムデータ」が膨れ上がることがあり、アップデートで改善されることがあります。

手順:

設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート

アップデート後、システムデータが自動的に整理される場合あり

不要な設定・プロファイルを削除する


使わなくなったVPNやMDMプロファイル、古いWi-Fi設定などが残っていると、システム領域を圧迫することがあります。

※プロファイルは企業や学校の設定に含まれていることがあり、使っていない場合は削除してOK。

手順:

  • 設定 > 一般 > VPNとデバイス管理  → 不要なプロファイルがある場合は削除
  • 設定 > Wi-Fi > 使用していないネットワークの「このネットワーク設定を削除」

iPhoneストレージを増やす方法

一時的な対策として、以下の方法でストレージを増やすことができます。

外部のストレージを利用する

  • iCloudストレージの活用
  • 外部ストレージの使用
  • クラウドサービスの活用

iCloudストレージは月額料金で利用でき、写真やドキュメントをクラウドに保存することで、ローカルストレージを節約できます。

また、Google DriveやDropboxなどの外部クラウドサービスも活用することで、さらに多くのデータを安全に保存できます。

iCloudストレージの継続利用

継続的にiCloudストレージを活用することで、iPhone ストレージいっぱい問題を防げます

以下のような機能があります。

  • iCloud写真
  • iCloud Drive
  • iCloudバックアップ

1. iCloud写真の活用

写真をiCloudに自動アップロードでローカルストレージを節約

2. iCloud Driveの活用

様々なドキュメントをクラウド自動保存し複数デバイスでの同期

3. iCloudバックアップの活用

定期的な自動バックアップでデータの安全性確保

iCloudストレージプラン比較

スクロールできます
プラン容量月額料金推奨用途
無料 5GB 0円 基本バックアップ
50GB 50GB ¥150個人使用
200GB200GB¥450家族共有
2TB 2TB¥1500大容量必要
iCloud+のプランと料金 表の料金は投稿時確認

iCloudストレージが不足している場合

iCloudストレージが不足している場合は、まず古いバックアップを削除して容量を確保しましょう。

また、重要なデータのみをバックアップ対象にすることで、効率的にストレージを活用できます。

  • 不要なバックアップの削除
  • Cloudストレージプランの見直し
  • 重要データの優先順位付け

「iPhoneのストレージいっぱい問題」を「機種変更」で根本解決

機種変更は、iPhone ストレージいっぱい問題を根本的に解決する効果的な方法の一つです。

新しいiPhoneでは、外部ではなくiPhoneより大容量のストレージを選択でき、最新の技術により効率的なデータ管理が可能になります。

機種変更でiPhone から新しい iPhone にするメリット

iPhoneのストレージ不足や動作の重さに悩んでいる方は、機種変更を検討することで多くの問題が解決します。特に同じiPhone同士の機種変更には、大きく分けて3つのメリットがあります。

  • 大容量ストレージを選べる
  • パフォーマンスの向上
  • 新機能の活用

1. 大容量ストレージを選べる

最新のiPhoneでは、最大1TBという大容量のストレージモデルを選択できるようになっています。

これにより、日常的に写真や動画をたくさん撮る人でも、容量不足を気にせずに使い続けられます。

アプリやゲーム、音楽、書類などをひとつのデバイスにまとめて保存したいという人にも大容量ストレージは大きな魅力です。

2. パフォーマンスの向上

新しいiPhoneは、毎年進化するプロセッサを搭載しており、処理性能が格段に向上しています。

たとえば、アプリの起動がよりスムーズになったり、マルチタスクの動作が快適になったりと、全体的なレスポンスが大幅に改善されます。

特に古い機種を使っている方にとっては、その違いをすぐに体感できるはずです。

3. 新機能の活用

最新機種にすることで、高性能なカメラや新しいiOSの機能をフル活用できます。

たとえば、より明るくクリアな写真が撮れるカメラ性能や、被写体を自動認識するポートレート機能などが進化しています。

また、iOSのアップデートにより追加された新機能も、古い機種では一部非対応の場合がありますが、最新モデルならすべて利用できます。

最新iPhoneのストレージ容量比較

スクロールできます
機種最小容量最大容量推奨用途
iPhone 16128GB512GB日常使用
iPhone 16 Plus128GB512GB写真・動画をよく撮る人向け
iPhone 16 Pro128GB1TBプロフェッショナル用途・編集作業など
iPhone 16 Pro Max256GB1TB大容量を必要とするヘビーユーザー
Apple モデル比較ページより 

iPhone から 新しいiphone 機種変更の準備

機種変更なら、スムーズに行うために、事前に以下の準備を行いましょう。

  • 現在のiPhoneのバックアップ
  • ストレージ使用量の確認
  • Apple IDの確認

現在のiPhoneのバックアップ

データ移行は機種変更の最も重要なプロセスです。

適切な方法を選択することで、データの損失を防ぎ、スムーズな移行を実現できます。

「Quick Start(クイックスタート)機能」、「iCloudバックアップを使った方法」と「iTunesでのバックアップ方法」を紹介します。

Quick Startについては、そのまま新しいiPhoneに移行してしまうので、もしもに備えて後者のどちらかでバックアップをとっておく事をお勧めしました。

データ移行方法の比較
スクロールできます
比較項目Quick StartiCloudバックアップiTunes / Finder バックアップ
データの保存場所旧iPhone → 新iPhone 直接転送Appleのクラウドサーバーパソコンのローカル
インターネット必要?不要(Wi-Fi接続または有線)必要(Wi-Fi必須)不要(PCに有線接続)
バックアップが必要?不要
(ただしあったほうが安心)
必要必要
所要時間比較的早い
(環境による)
(30分-2時間)
通信速度に依存
(1-3時間)
PCの性能に依存
(30分-1時間)
容量の影響新旧iPhoneに空き容量が必要iCloudの容量に依存(5GB以上必要)パソコンの空き容量に依存
1. Quick Start(クイックスタート)

データ移行にあたって、Quick Startには以下の特徴があります。

  • 設定・アプリ・写真・LINEなど、ほぼ丸ごと移行可能
  • Wi-Fi(または有線接続)を使って端末間で直接データをコピー
  • iOS 12.4以降で利用可能
  • 新旧iPhoneを近づけるだけでデータ移行の準備が始まる
Quick Startを使うときの注意点
  1. 旧iPhoneのバッテリー残量が十分であること(50%以上推奨)
  2. 両方ともiOSが最新版であることが望ましい
  3. 物理的に近づける必要がある(BluetoothやWi-Fiを使用)
  4. iPhone同士を有線接続することで、さらに高速転送も可能(Lightning → USB-Cケーブルなど)
手順

① 新旧iPhoneを近づける

  • 新しいiPhoneの電源を入れる
  • 旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」というポップアップが表示される → 「続ける」をタップ

② アニメーションの読み取り

  • 新しいiPhoneの画面に“青い渦巻きアニメーション”が表示される
  • 旧iPhoneのカメラでそのアニメーションをスキャン → 顔認証(Face ID)やパスコードで認証完了

③ データ移行の方法を選択

  • 「iPhoneから転送」を選択(Wi-Fi経由 or 有線接続)
  • iCloudバックアップからの復元も可能(ただし今回は“直接転送”を選ぶ)

④ 利用規約への同意 & 基本設定

  • 利用規約に同意
  • Wi-Fiネットワーク、Apple ID、Face ID/Touch ID設定を行う(旧iPhoneから一部自動引き継ぎもあり)

⑤ データ転送が開始

  • データ量により数十分かかることも
  • 両方のiPhoneを電源に接続し、Wi-Fi環境を安定させておくと安心

⑥ 完了後、自動再起動

  • 新iPhoneが再起動し、アプリや設定・写真などがほぼ同じ状態で使えるように
2. iCloudバックアップの作成方法

iCloudを使うと、Wi-Fi環境があればiPhone単体で簡単にバックアップが可能です。

最も簡単で安全な方法です。

事前準備
  • Wi-Fiに接続されている
  • iCloudの空き容量が十分にある(無料は5GB、有料プランで増量可能)
手順
  1. 「設定」アプリを開く
  2. 一番上の自分の名前(Apple ID)をタップ
  3. 「iCloud」→「iCloudバックアップ」を選択
  4. 「iCloudバックアップ」をオンにする
  5. 「今すぐバックアップを作成」をタップ
補足
  • バックアップには、写真・アプリデータ・設定・メッセージなどが含まれます(ただし、Apple Musicのような一部データは対象外)
  • バッテリー残量が少ない場合は電源に接続してください
3. iTunes(Windows)/ Finder(macOS)でのバックアップ方法

有線接続での高速移行で大容量データに適しています。

事前準備
  • パソコンに最新のiTunes(Windows)またはFinder(macOS Catalina以降)をインストール
  • iPhoneとパソコンをLightningケーブルで接続
手順
【Windows または macOS Mojave以前】
  1. iTunesを起動
  2. iPhoneが認識されたら、左上の「デバイスマーク」をクリック
  3. 「概要」→「今すぐバックアップ」
  4. 「このコンピュータ」にチェック(※「iPhoneのバックアップを暗号化」にすると、パスワードやヘルスケアデータも保存可能)
  5. 「今すぐバックアップ」をクリック
【macOS Catalina以降】
  1. Finderを開く
  2. 左側のサイドバーでiPhoneを選択
  3. 「一般」タブで「このMacにバックアップ」を選択
  4. 「iPhoneのバックアップを暗号化」も必要に応じてチェック
  5. 「今すぐバックアップ」をクリック

ストレージ使用量の確認

ストレージ使用量の確認は新しいiPhoneの容量選びに直結します。

バックアップやデータ移行トラブルを防ぎスムーズな移行ができます。

手順

設定 > 一般 > iPhoneストレージで確認

不要なデータは事前に削除

Apple IDの確認

バックアップは機種変更の成功を左右する重要な要素です。

新しいiPhoneの初期設定や、iCloudからのバックアップ復元時にApple IDとパスワードが求められます。

Apple IDのログイン時に、旧iPhoneまたは信頼されたデバイスに認証コードが送信されます

  • パスワードの確認
  • 二段階認証の設定確認

iPhone ストレージのよくある質問(Q&A)

iPhone ストレージいっぱいで機種変更する前に何をすべきですか?

機種変更前に以下の準備を行いましょう

  • 現在のiPhoneのバックアップを作成
  • 不要なアプリやデータを削除
  • ストレージ使用量を確認
  • 新しいiPhoneの容量を決定
機種変更時にデータを失わないためには?

データ損失を防ぐために:

  • 複数のバックアップ方法を使用
  • 移行前にデータの確認
  • 移行中は電源を切らない
  • 移行完了まで待機
iCloudストレージが不足している場合の対処法は?

iCloudストレージ不足の対処法:

  • 古いバックアップを削除
  • ストレージプランの見直し
  • 重要データのみをバックアップ
  • 外部クラウドサービスの活用
機種変更後にストレージが不足する場合は?

機種変更後のストレージ不足対策:

  • 移行データの見直し
  • 不要なアプリの削除
  • Cloudストレージの活用
  • 大容量モデルへの変更検討
データ移行に最適な方法は?

データ移行の最適な方法:

  • 小容量データ:iCloud経由
  • 大容量データ:iTunes/Finder経由
  • 簡単移行:Quick Start機能
  • 高速移行:USB-Cケーブル使用
iPhoneのType C いつから対応?している?

iPhone 15シリーズからUSB-Cポートに対応し、より高速なデータ転送が可能になりました。

iPhoneストレージいっぱい時の解決方法まとめ

iPhone ストレージいっぱい問題は、適切な機種変更とデータ移行で根本的に解決できます。

新しいiPhoneの大容量ストレージとiCloudの活用により、今後は容量不足に悩むことなく、快適にiPhoneを使用できるようになります。

機種変更を検討している方は、この記事の手順に従って、スムーズなデータ移行を行ってください。

事前の準備と適切な方法選択により、iPhone ストレージいっぱい問題を解決し、新しいiPhoneライフを楽しむことができます。

機種変更成功のポイント

  • 事前準備を徹底する
  • 適切なバックアップを作成する
  • 移行方法を慎重に選択する
  • 移行後のデータ確認を行う
  • 継続的なストレージ管理を心がける

これらのポイントを押さえることで、iPhone ストレージいっぱい問題を解決し、快適なiPhoneライフを送ることができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次